転職した後で後悔する方の傾向として、「今、ここ、自分」志向というものがあります。

1つめの「今」というキーワードは、「転職した瞬間から、一定以上の役割や報酬を求めてしまう」というケースです。「転職後すぐ部長以上の役割を擔いたい」「入社した段階から前職水準の年収を確約してほしい」という方がおられます。こういう場合、相思相愛で最終面接まで進み、ほぼ內(nèi)定が決まりそうな場面でも、條件面の考え方の相違で破談になることもあり、活躍機會を逃してしまう殘念な事態(tài)になりがちです。

2つめの「ここ」というキーワードは、主に求人案件の重要な選択肢となる、業(yè)界や仕事、地域を指しています。業(yè)界や仕事については、「今までやってきた業(yè)界」「今まで擔當してきた職種」しか選択肢に入らないという“限定型”と、「絶対に考えたくない業(yè)界」「決して検討したくない職種」が多い“食わず嫌い型”があります。

3つめの「自分」というキーワードは、「自己の能力を固定的なものとしてとらえていること」を指しています。これも、時間を味方に付けられていない現(xiàn)象の1つですが、「自分の能力はこれ以上、進化も成長もしないもの」ととらえてしまうリスクです。